水鏡の写真撮影に凝っているとクライアントから聞きました。言葉はなんとなく知ってたけれど、リアルに聞いたのは初めてでした。
インスタに使うのでしょうか、最近の女性も色々と凝り性の方が多いですね。
水面に物の影がうつって見えることを水鏡といいます。その他の言葉の意味としては、水がありのままに物の姿を映すように、自分らしい行いを心がけるここと、あるいはそういう風にしている人を指すこともあるのだそうです。
写真は、昨年出かけた上高地の明神池です。アートぽく取るなら少し水面が揺れていた方がいいのかもしれませんが、ここの水面は、澄んでいてそのままが写っていました。あの時は水鏡という言葉とは出会いませんでしたね〜。
さて、秋になりお散歩が気持ちいいですね。水面の写真を撮りに行くのもよし、緑の中を歩くのもよし、自然をたくさん満喫しましょう。現在担当している講座の会場は、大きな公園の中にあり、僕は朝少し早い時間帯に、朝からテニスされている方、ゲートボールされている方、犬を連れて散歩されている方、ジョギングさていてる方の脇を突っ切って歩いていきます。朝の空気や木々の香り、鳥の声の中を歩いていきます。写真を撮るのが勿体無いくらい五感を全部開いて。
水鏡というのは、鎌倉時代の歴史物語でありましたね。神武天皇から仁明天皇まで57代のことが語られてます。73歳の老婆が、長谷寺に参籠中の夜、修験者が現れ、不思議な体験を語るスタイルでまとめられたものだそうです。
こういうことはよくあることなんですね。どこかで聞いたような、いや同じようなことが僕にもあったような気がします、が、その話はまたいずれ。
開いていれば、世界は、昔も今も、不思議なことや不思議なことを色々見せてくれるのでしょうね、水鏡に映して。
鎌倉、長谷寺&由比ガ浜ウォーキング行ってきますかね〜。(アレ?長谷寺は奈良なのか、鎌倉なのか)