ロルフィングを受けてまず思うのは、重力に対する感覚や認識力が向上したことです。例えば、「軸に対して体の各部分がどう動くか?」とか「重心に対してどのポジションをとれば自分の軸が作れるか?」などが、ロルフィングでの「重力との関係性」で得られた感覚は貴重な体験になりました。
これらの感覚は、体のパーツひとつひとつの可動域が増え、動きやすくなり自然なスイングに繋がります。また動作の負担も少なくなる為、今後ゴルフを長く続けていく上での体作りやボディケアとしても役立つことだと思います。重力との調和ということは本当に大事なことですね。(→全文)
(ロルファーコメント)
今後もスポーツや身体技法を続けていくための体作り、そしてボディケアという意識は、スポーツを続けていかれる方には大切なことですが、どうしても痛めるまで、無理したり、頑張り続けてしまう傾向があると思います。
例えばパワースイングをしたくても、その生じさせた運動エネルギーを如何に身体に吸収させて運動を終了させていくか、つまりフォロースイングについての意識、単純な歩行に関しても前に出していく足ではなくて、着地する方の足に関しての安定性など、動き全体でのバランスを考えて、気づいて、体で感じていかないと、痛めるところまで気づかない場合が多いです。
ニュートラル体で、ニュートラルな動き方によって、続けているスポーツを長く続けていけることに繋がるのです。今後こうした続けていく体作りやボディケア、メインテナンスという発想はますます大切になっていくように思います。