確定申告を先週終えました。
数字だけみると2019年度は2018年度よりも少し良かったようです。数字というのはあくまで数字で、自分が提供したいものと、どれだけ世の中が必要としていることが提供できているかのマッチングだったり接点だったり、昨年対比とか、競合他社と比較したり、とかく人間は比べたがります。
自分に必要なもの、加えるなら自分が愛するもの、自分が欲しいもの、のために生きていれば基本いいと思うのです。
それを逸脱し、ただ数字のため、過剰のために、或いは普通になるために、時間や労力を犠牲にするのはどうなんだろうと思います。あとは社会貢献や自己表現というベクトルもありますね。話を戻します。
数字はその人にとっての一つの自分のリアリティの指針ということでしょうね。かく言う私も会社経営もやっていた時代は、数字に追われてました。
法人として9月の決算。年末調整、そして確定申告と、年がら年中、数字を追いかけられるような気がした時代もありました。その渦中にいるとそれしか見えなくなるのです。
今は、お会いする一人一人と、向かい合うセラピー&リストラクション&レスキューな日々。グローリーデイズは、いつも今ここにある、そんな日々を送っています。経営では毎年安定させていくような仕事と、新規の新しい取り組みの仕事と、両方を意識していたように思います。これは身体や心に関しても同じです。
変わらない自分でいたいという面と、新しい自分になりたいという面と、両面が、時に矛盾しながら、自分を作りあげています。変わらない自分でいたいという思いはやがて、安定志向となり、やがて冒険をしなくなります。新しい自分になりたいという方は、過剰になると必要のないマニアックな変化や刺激を求めるようになり、その2種類の引っ張り合いの中、身体や心は、引き裂かれそうになったり、バランスを崩したりして、なんとか自分が続いていくように、自分の期待に応えて頑張ってしまいます。
一年に一度くらい棚卸しのような作業、確定申告のようなことをしてみるのも、結構いいのかも知れません。
そして一生に一度位、10シリーズを受けてみるのはいいことのよう思います。次のあなたへ向けて数字に現れない、気づきや発見が沢山あると思います。