ヤコウチュウ(夜光虫)は、海洋性のプランクトン。大発生すると夜に光り輝いて見えます。昼には赤潮として姿を見せます。夜光虫と言いますが虫ではありません。 栄養過多の水質にプランクトンが大増殖し、それが赤潮となり、海の生物が住めない状態を作り出しているそうです。それが夜、光るのですね。
蛍と同じく、酸化されて発光するルシフェリン-ルシフェラーゼ反応による発光です。なかなか意味深な名前ですね。
ヤコウチュウは物理的な刺激に応答して光る特徴があるため、波打ち際で特に明るく光る様子を見ることができます。
また、ヤコウチュウのいる水面に、石を投げたり、水をまいたりして発光を促すことができるそうです。
自粛中ですが、映像でも十分に楽しめますね。不思議な生き物です。