自分の内側のことは、考えても分からない。
都市生活をしていると、考えてすることが多すぎて、自分の体調がどういう風になっているのか、分からなくなってしまった。たまに、揺すったりして、刺激を入れてやらないと、気づきもしなくなっていると話します。
元々人は自然の中で生きていた。たまには、森に行こうとおっしゃっています。本当にそう思います。忙しい方のためにダイジェスト版をリンクします。興味が湧いたら、完全版をどうぞ。
今コロナで少し中断していますが、毎年4、5箇所づつ、東京と違う場所を求めて旅を続けていました。その過程で、不自然であった仕事、(経営していた制作会社)を締め、ロルファー活動と、コミュニティ活動にシフトしました。
そのことを伝えた人からは、「利益が出ているのになんで締めてしまうのか!勿体ない!」と言われることもありましたが、結果的に、自分のペースに戻ることにより、自分の時間が増え、人との関係性が変わってきて、自然な自分になった気がします。
自分の中庸のポイントは、その人ごとに違うと養老さんは話します。孔子がいう中庸とは、真ん中でなく、自分のバランスに中心に戻ることだと話していますね。さて、あなたはどんなことを思われますか。
僕は、昆虫採集は出来ませんが、都市に滞在し、身体という自然と出会い、色々なことを感じて、その自然を有する方に気付いていただく時間を提供しています。養老先生も話してますが、一番身近な自然、有機体である身体と出会う体験を提供しています。