たくさんの人が集まって行うミーティングやプロジェクトなどで、議論を促進したり問題解決が得られるようサポートをしたりする人をファシリテーターといいますが、コロナ下の今、爆発的に増えたオンライン環境の中のファシリテーションが大切になってきています。
リアルな大規模の集まりでは、司会者とファシリテーターを別に置いて、イベントを実施することが多かったですが、オンライン環境でのイベントでは、様々な実験的な試みが行われています。コミュニケーション革命というべき変化が現実の中で起こっていると言えます。
オンラインを生活の中でどう活用しているかは、世代や環境により個人差があり、どのメディアでどのようなコミュニケーションをしていくかは、少し考えないと難しい面もありますね。会社、仕事ベース、それから個人ベースで少し自分のコミュニケーションを考える良い機会だとは思いますが、コミュニケーションロスに陥ったり、孤立したり、コミュニケーションから派生するアンバランスに、心身を痛めてしまう方も多いかと思います。
自分の心身をどう健全に管理していくか。何を意識して、何を無意識にしていくか。身体性、関係性、意識のニュートラルポジションが求められています。自分の心身のバランスはなかなか自分では分かりません。日本人はなんとなく常識に合わせて生きてきた人が多いと思います。常識が多様化している社会では、違和感も多様化してきています。不安や違和感がある場合は、今の現実を、再構築した方がいい場合もあります。
今の、自分の心身の健全性。自分を見つめ直す時間。心と身体。
まずこれを自己理解して(気づいて)いきたいところです。