知人から三線を譲って頂きました。
ギターよりコンパクトで持ってみるとこんな感じでなんかしっくりきます。この触感覚、初めて持った気がしません。
何時ぞやか、過去生をみて貰った時に言われてのは、日本の南方エリアで起こった400年前ほど前の戦争で亡くなった部族長の長男に生まれ、戦争で亡くなったそうです。その時代の手触りが残っているのでしょうか。
三線の歴史は古く600年くらい前に中国から持ち込まれた楽器を元型に発展した楽器で、琉球の人々に寄り添いながら、心の音を奏で続けてきました。
そして前述の400年ほど前に、琉球王国は三線を宮廷楽器として正式に採用し、歓待などの行事に使用するようになったと言われます。
当時の琉球王国は、日本から独立した存在で、歴史的にいうと、琉球侵攻という薩摩藩からの攻撃を受けた史実が残ってます。その後、日本に併合されていくことになるキッカケとなる出来事です。
この話はまたいづれ書き足したいと思いますが、史実や、奄美大島、それから沖縄に残る遺跡を2015、2019年と実際に巡ってきて琉球、奄美、薩摩藩、豊臣秀吉から徳川幕府成立に至る時代の歴史ファンタジーがビジョンが浮き上がってきました。三線が宮廷楽器になった背景や経緯、ちょっといろいろありそうです(笑)
さてこの蛇皮を使用した奏楽器、何か繋がりを感じますね。
僕の手元に縁あってやってきました。
自分の前世に想いを馳せながら、ギターの練習の合間に少し弾いてみましょうかね。
琉球の曲は好きな曲はいろいろありますが、
音楽仲間のアリスさんから、いつか安里屋ユンタを聞かせてください、
と言われたので、その曲から練習しましょうかね。
安里屋ユンタ
竹富島の安里屋にいた絶世の美人クヤマを詠んだ叙事詩風のもので、美人をたたえ、さらに人生観として、役人より島の男を選ぶといった歌詞で、島では男女掛け合いで歌う仕事歌として歌われてきた民謡です。
第二次世界大戦中、宮良長包が、この唄を編曲、流行歌調に仕立て直したところ、各節の終わりに繰り返される「マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨー」(離りゆく愛(かな)しき人、の意)が、本土からきた兵隊には「死んだら神さまよ」と聞こえるため、世相風刺と自嘲から盛んに歌われ始め、日本中に広まった。とされます。
どうでしょう、実際に聞いてみてください。そんな風に聞こえますか?