若い頃見た印象深い映画。『グラン・ブルー』(Le Grand Bleu)は、フランスとイタリアの合作映画でフリーダイビングの世界記録に挑む2人のダイバーの物語で彼がモデルになった。
ジャックマイオールはフランスのフリーダイバー。4歳の時、母親に初めて水とのつき合い方を教わり、10歳の時に、佐賀県唐津市の七つ釜ではじめてイルカと出会い、その後の生活の原点となる。12歳で一家でフランスのマルセイユに移住。その後、北極圏でイヌイットと暮らすなどコペンハーゲンを起点に旅を繰り返すなど、自然と共に生きる人間たちとの生活を経験。その後フリーダイバーに。 晩年は日本に住むなどしていて日本と関係が深い人物だ。 ダイビングの第一線から引退した後は、イルカと人間との共存を訴えた。
イルカに理想的な関係を築いた彼は、人間関係の葛藤の中、精神状態を崩していってしまうのだが、人間よりも彼が愛してやまなかったイルカがどれだけ素晴らしいかは彼のみぞ知るのかもしれない。
さてイルカがどれだけ賢いか?ちょっとイルカの賢さを紹介した映像を見つけたので紹介します。(日本語字幕付き)
4分ほどで終わるので暇なときにでも見て下さい。
人間になりすぎた感じがする人は、是非ロルフィングを、笑。
体の知性の声を聞いてみましょう。
ダムタイプ古橋悌二の遺作である伝説的映像・空間作品「LOVERS 永遠の恋人たち」。
「LOVERS」は94年の発表。翌年、エイズウイルスに感染していた古橋は35歳で亡くなり、遺作となりました。11メートル四方の空間の壁には、歩き、走り、抱き合おうとする裸の男女の姿が、おぼろげに映ります。
立つ。とか歩く。という行為は、人間の最も基本的な行為です。ロルフィングのセッションでも、まず立つ。歩く。という動きをしてもらって、体の動きを見ていきます。あと座るとか、腕を上げていくとか。座った状態から立ち上がるとか。こうした基本的な行為から身体状況を見ていきます。ロルフィングではこれをボディリーディングと呼んでいます。
歩いた姿を見ればその人の人生がわかる。とロルフィングの創始者であるアイダロルフは言いました。
さてダムタイプは僕が初めて見た前衛的なパフォーマンスでした。身体表現への興味の始まりはこの時に始った気がします。上記「LOVERS」そして、その僕がはじめて見たパフォーマンス「pH」の2つリンクします。 ビデオ・インスタレーション『LOVERS-永遠の恋人たち』は、現在、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されています。
最近、ワクワク、ドキドキすることないなーって感じることありますか?
なんで幼い頃は、毎日ワクワク、ドキドキしながら過ごしていたかわからない、不思議だと思うことありますか?
私も大人になったのかな?年をとるとそんなものだ。そんな風に思おうとしていませんか?
大人になったっていくらだってワクワク、ドキドキできる。僕はそう思います。
もしワクワク、ドキドキしてないとしたら、それはあなたが変わらなくなったからです。何かを身につけ、それで安定したいと感じて、それで安定しようとしたからです。安定も大切なんですけどね。
でも安定していると思う中で、違和感やストレスを感じているなら、安定から少し抜け出たい自分からのメッセージです。またワクワク、ドキドキしたい。そう思うなら、それは、心の少し深いところからのメッセージです。それはある意味簡単です。あなたを支えている安定感のうち、自分に必要ないものを手放せばいいのです。
どうやってやるのか。それは変わりたいと切なる思い、冒険心。危機感。違和感。なんでもいいので、自分からのメッセージに耳をすませて、気がついてあげるところから始まります。どうやって自分の声を聞くのか?自分の素直さと繋がるのが一番の近道です。でも素直な自分がよくわからない。
もしそんな人がいたら、迷わずに会いに来てください。その人にはロルフィングは有効だと思います。
3年前に開催したロルファープロジェクト「ロルフィングコローレ」のWSテーマとして、「持続可能の身体」というのを掲げたことがあります。
私たちは持続可能を念頭に生きていくことが切実な命題であるそんな時代になっています。我々もまた統合した身体を持って持続可能に向けて生きていくことが大事だと思います。
さて、その発想の元にはバックミンスター・フラーの発想があります。フラーはその生涯を通して、人類の生存を持続可能なものとするための方法を探りつづました。
「宇宙船地球号」、エフェメラリゼーション、シナジェティクス、デザインサイエンスなどの言葉を広めました。また デザイン・建築の分野でジオデシック・ドーム(右参照)やダイマクション地図、住宅のプロトタイプであるダイマクション・ハウスなど数多くのものを発明しました。
ロルフィングで馴染み深い概念だと、テンセグリティ(tensegrity)という言葉がありますが、これは、バックミンスター・フラーにより提唱された概念で、Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語です。ロルフィングの文脈で少し解説すると、体というのは、全身に点在する骨を、全身の柔組織(筋膜)が引っ張ることで、人体の姿、統合体のモデルとして使います。
ロルフィングをしているといかに人間の体が環境に依存しているかがわかります。1つは重力を通じて大地と、そして体性感覚を通じて周りの空間と。このグラウンディングとオリエンテーションが織りなす身体性のアートの一つがロルフィングです。人間の体が重力下で自然に動くようにしていきます。
1966年、アメリカの経済学者ケネス・E・ボールディングは『来たるべき宇宙船地球号の経済学(The Economics of the Coming Spaceship Earth)』というエッセイのタイトルにこの言葉を使いました。ボールディングはかつての「開かれた経済」は無限の資源を想定していました。しかし、「未来の『閉じた経済』は、同様に『宇宙飛行士経済』と呼ばれるべきだろうと言いました。ここでは地球は一個の宇宙船となり、無限の蓄えはどこにもなく、採掘するための場所も汚染するための場所もない。それゆえ、この経済の中では、人間は循環する生態系やシステムの中にいることを理解するのだ。」と。
気象異常が続いています。持続可能が世界的なテーマになり、我々一人一人も宇宙船地球号の乗り組み員であることを自覚する時代になっています。さて宇宙船地球号は、人間の体は、どうなっていくのでしょうか。
最後に下記は1978年と2012年34年間の比較。そして希望に満ちたフラーの名言集をどうぞ。
原宿で中華料理を食べてたら、ゆっくりした足取りの小グループが入ってきた。その中の一人に見覚えがあった。ピンときた僕は、彼の名前を呼びかけた。「〇〇さん!」
彼は最初誰だかわからないような顔をしていたが、僕が彼に近寄り、再度声をかけ、自己紹介し、経緯を説明し手を取り、ぎゅっと握ると思い出したようで、彼の顔に笑顔があふれた。「ああ、テツさん!」
彼は7月に行ったダイアログインザダーク(下記参照)でのガイドさん。全盲である。なにか思い出したように彼は話し始めた。「テツさんは、、、ロルフィングだよね!」 その他、あの日話したことを思い出してくれた。聴覚と触覚の記憶。すごいな。しばし手を取りながら再会を祝し、声を掛け合い、またの再会を約束し、ぎゅっと手を握って別れた。いい再会だった。
人と人が出会うと何かが起こる。
それは時に奇跡を呼ぶ。
それはあなたが自分の体と出会った時でも同じ。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/
ダイアログインザダークは、暗闇という、見えないことで視覚以外の感覚が研ぎ澄まされ、感覚の素晴らしさや心地よさを知ることができる施設です。少人数のユニットで暗闇の中ツアーへ出かけます。ツアーでは暗闇のスペシャリストである視覚障害者が我々の道案内人です。普段話すことのない視覚障害者と我々が暗闇という彼らの世界に入っていくことにより、稀有な出会いが生まれます。生まれて初めてするコミュニケーションが生まれるかもしれません。そして暗闇の中に置かれた我々の知覚は普段と違う場所にランディングし、そして五感を再編成していきます。ここでの体験は、我々に新しい可能性を提示してくれます。出会い、そして体感、そして自分、様々なことを思います。感じます。皆それぞれに違う体験だと思います。あなただけのダイアログインザダークを楽しんで貰えればと思います。
一人で参加するのも楽しいし、友達と、最近うまくいってない彼女と、夫婦で、親子でなど、新しい関係に入りたい方と経験する暗闇の都市型エンタテインメント。
ダンスをやっているのですが、昔から身体が硬くて、ダンスの先生から、「(原因は)筋膜かな~?」と言われ、ちょっと調べたところロルフィングというボディワークを見つけました。
ちょうどその時、「もっと脱力して踊りたい!」と思っていたこともあり、この両方の難問を解決してくれそうなロルフィングを一度受けてみたいと思いました。
●ロルフィング、10シリーズをどう思いますか?
筋膜を緩めただけで、すごく身体が楽になるし、立ち方も歩き方も変わることを実感しました。本来の人間の機能をおかしくしてるのは自分自身の身体の使い方なんだなと気付きました。身体のいろいろな機能がつながってくると、力を入れなくてもまっすぐ立てることができるし、歩くのも楽です。ロルフィングは、自分にとってたくさん「初めての体験」がありました。
10シリーズは、各セッションごと、それぞれに違うテーマがあって、それぞれ感じることが違い、毎回面白かったです。
●一番印象的なセッション、その理由。
身体の側面の回(3回目)です。
一つ取りあげると、開き気味だった肋骨が閉じた!感じがしました。
●セッション中にあったエピソードを1つ。
セッション後に階段あがるのがすごく楽になりました。こんなに足が軽くラクラク登れるのは初めてでした。
●ロルフィングを受けたことで変化したこと、生活の中で役に立ったこと。
身体が柔らかくなりました。
考え方にも影響して、肩の力を抜いて物事を考えられるようになりました。
●ロルファー吉田について。
いつも優しく対応していただきありがとうございました。吉田さんは筋膜と話せる「ムツゴロウさん」みたいだな~とセッション中、いつも思っていました。
今まで頭は頭、腕は腕というようにバラバラだったのがロルフィングを受けて身体がひとつにつながって動いている気がします。そして心と身体が不思議なほど素直になってきました。
施術中はたいへんリラックスでき終わったあと立ち上がると、大地に足がしっかり着き一回り背が高くなったように思えます。目線が変わるせいか見るものが新鮮に映ります。
私は趣味で陸上競技の審判をしています。以前から走るのが好きでホノルルマラソンなどフルマラソンも出場したこともありました。最近はすっかり運動することに消極的で走ることもしていませんでしたが施術を受けるようになってから身体に自信がもてるようになり、今回11月にある大会のフルマラソンに申し込みました。 やる気を呼び起こしていただいて本当にありがとうございます。
これからは走る練習あとのケアもよろしくお願い致します。
タンゴがすごく得意なわけではないのですが、ボランティア活動に興味があり、今回はタンゴセラピーに参加させて頂きました。老人施設でタンゴを一緒に踊るボランティア活動です。
母も同じような施設に現在いますので、老人施設自体は慣れていますが、イベント開催メンバーとしてリハーサルなしに参加する感じだったので少し緊張しました。
施設には様々な人がいます。歩けない方、お話ができない方、車椅子の方、ただ微笑んでいる方、
或いは、笑うことさえ忘れた方も中にはいらしゃいます。
中にはタンゴは踊らずに、話をしにきている方、若い時に踊られててた方で、ダンス中に新しいステップを教えてよ!と言われる積極的な方もいたり、或いはこの輪の中に入れずに遠巻きにタンゴを踊る様子を見守るだけの方もいます。
そうした様々な方に対して、そのひとりひとりの状態を汲み取りながら、タンゴを踊ったり、あるいは、歩行訓練だったり、或いは手を取って向かい合うだけだったり、
それでもタンゴに興味があり、或いは人と触れ合いたくて、部屋からこのタンゴを踊る会の場所にきています。ここには様々な心があって、それぞれの心がにこの場を楽しんでいる。そんな感じでした。別にみんなが同じことをしなくても良くて、それぞれの在り方で、タンゴを楽しんでいる。この雰囲気がなんか良かったです。そしてボディワーカーとして出来ることたくさんあるなとか、社会や集団の在り方とか、色々なことを感じ、考えました。たった1時間の経験ですが得るものが多過ぎてあり過ぎて書ききれません。
一つ参加して楽しかったかどうか!それは写真の僕の顔を見ていただければわかると思います。
人と人が触れ合うこと、心と心が出会うことは素晴らしい時間(とき)だとということです。
自然と笑顔が出てきます。ディズニーランドでは味わえない経験です。興味ある人連絡ください(^ ^)
今回の参加メンバーの皆様
倒れた人がいた場合、専門の救急隊が来るまでの間に出来る応急処置をファーストエイドという。具体的には、呼吸の確認、気道の確保に始まり、場合によっては、AEDの操作や心臓マッサージ、止血、テーピングなど多岐にわたる。
以外に専門家任せになりがちであるが、専門家が来るまでの間の処置で命に関わることもある。
最近二度そういう場面に遭遇した。一度目は、交差点に頭から血を流している人が倒れていて、5、6名が周りでサポートしていた。人が周りにいて救急車も呼んだということで、仕事で急いていたこともあり、その場を立ち去った。帰り道その道を通ると花が置いてあった。
そしてもう一つは、あるイベント会場で、声が聞こえたと思ったら、口から泡を吐いて人が倒れた。頭を打った音が聞こえた。気がつくと僕は、気道の確保と、呼吸の確認を行っていた。白目を向いて口から泡を吹いている。呼吸をしていることが確認できたので、頭部と横隔膜下に手を置いて頭部を守るように手を置いた。誰かが救急車、そして施設の救護員を呼びにいく。専門家が来るまでの間、どうにかしないといけない。意識はない。
この状況でボディワーカーである自分が何が出来るのかわからないが、神経系と呼吸の安定をさせるために手を胸郭全体を包むように手を置いた。ボディシステムに働きかけ体の全体性にインテンションを置いて、耳元で大丈夫だよと語りかけた。声をかけるがまだ意識が戻らない。多くの混乱と声の中、彼女のボディシステムと同期が取れ始めていたことが確認できていて意識が戻り始めた。周りの人に大丈夫ですと言ったけど、悲しいかな、医療的な現場ではボディワーカーの言葉は誰にも届かない。しばらくして彼女が意識を取り戻した。
声掛けや、そして大勢の取り巻きにびっくりしていた。起き上がろうとしたので、起こして背中から抱いていた。そして救急車が到着したので、この場を離れた。彼女の体の声、心の声と共にいたんだけどな、オルタナティブな立場なのでこんなものか。色々考えさせられる貴重な体験でした。
医療的な対応も大事だなと思いました。ファーストエイドも学ぼう。
ロルフィングを受けることになった経緯は?
雑誌「秘伝」でロルファーの安田登さんがロルフィングを紹介していて、以前から興味を持っていました。その時、詳しくは分からなかったのですが、その後もずっと気になっていました。ただ高料金という事もあり、体験だけでも!と考えて吉田さんのところに体験セッションを受けに行きました。この体験セッションで想像以上の効果を感じ、10シリーズを受けることにしました。
ロルフィング10シリーズの感想
10シリーズを終えて思ったことは、人間の意識の方向性という面から見ると今までは自分の体を基点に外側に向けられていたものが、ロルフィングを経験して内側に向けられるようになり、その内と外の中間に自己の意識が位置するのではないかという思いというか着想を得られました。これは今後の私の身体修練にも役立つものだと思います。
印象的だったセッション
ひとつひとつのセッション色々な印象がありますが、一番印象に残るセッションは、シリーズを受けることを決めた体験セッションです。あのような感覚の変化は、これまでも様々な気功などで体験していたのですが、しばらくすると効果が消えるものでした。しかしロルフィングでは、解剖学、生理学に基づく説明もあり現実的に感覚的変化が自分のものになっていく感じがしました。
ロルフィングで変化したこと
色々ありますが、まず顔が変わったこと。特に第7セッションで、目鼻立ちが立ち、顔にメリハリがついてスッキリしました。家に帰り私の顔を見た妻が違う人になった!と喜こび、記念写真を撮りました(笑)
あと、複数のセッションで、何度か視覚的な変化があったことです。具体的にいうと目に映る景色が絵画的に見えるようになったことや、今まで見たことのない感じの立体感を持って見えてきたことです。これは視覚そのものというよりも、体の側面や背後が統合されていくことにより感じるようになったという風な説明を受けました。
ロルファーに一言
吉田さんはほんとうに気さくな方です。数ヶ月に渡るシリーズ中、色々な話(吉田さんの話も(笑))をしました。今後も順調に事が運ぶとお祈りしていますし、きっと夢を実現していく方だと確信しております。10シリーズ本当にありがとうございました。
PROFILE
Mikari Suzuki
Dancer ・バレエ講師・ピラティスインストラクター
○ロルフィングを受けてみようと思ったきっかけは?
ロルフィングという言葉自体は、15年以上前から知っていました。そのころ、私はアメリカの大学の舞台芸術学部に入り、踊りの勉強をしていたのです。あちらではボディワークに関する情報も多く、その中でロルフィングの話も聞きました。当時から気になっていたのですが、身体に関する事柄は安心できる場所でないと通えませんでした。あるとき、ピラティス関連の知人からの紹介を受けまして、その安心感から、これはロルフィングを受けるタイミングと思い、受けることに致しました。
○施術前、身体で気になっていた部分があったのですか?
私には先天性の鼠径ヘルニアがあり、7年前に手術をしました。そのヘルニアが原因で、20代後半から坐骨神経痛やその他の悪影響が出ていたことから手術を決断しました。手術は成功したのですが、その手術を終えてから左半身に負担がかかるようになってしまい、左の腹部に「詰まった感じ」がずっと残ってました。その「詰まった感じ」というのは、左の腸腰筋が縮んで、左脚を引き込んで左脚が短くなってしまっているような感じだったのです。それから鍼やマッサージなど色々試みましたが、一時的によくなるものの、また戻ってしまう感じで、効果が持続しませんでした。
○10シリーズを受けて、変化したこと、印象的だったことは?
1つは、ほかの方法では解決しなかった「詰まった感じ」が、最初のセッションで良い方向に動き出し、その症状が出なくなったことです。このよい状態はその後も継続し、時間をかけて自分が解れてほしいと感じる方向に解れていっている気がするのです。筋膜がほどけて、連鎖反応でどんどん解けていっている感じがしますね。
2つ目に、非常に楽な姿勢で立っている自分を発見しました。以前は骨をイメージして重力に逆らって立つというイメージだったのですが、筋膜を意識して立つというのも加わりました。私のイメージでいうと、例えば、植物の枝葉のように外に向かって広がろうとする筋膜のイメージを生かして立つと楽に立っていられるのです。
それから、シリーズに並行し自分でも紹介して頂いた書籍などで勉強したのですが、ある特定のラインが縮まっていたことに気が付いたのです。10シリーズをやっていく中で、それがハッキリわかり、そのラインがほどけていく感覚が、自分の感じているラインと一致してきたことが、自分としてはとても印象的です。
○今思うこと、これから実践していきたいこと
私は、筋膜について存在自体は知っていたけれど、これまで勉強して来ませんでした。ロルフィングをやってみて、筋膜のつながりを再認識しましたので、解剖学や筋膜の書籍で勉強し直している最中です。今までは「筋肉と骨」という観点だったところに、新たに「筋膜」という観点を得られました。施術で楽になった部分と、自分自身が理解して身体の使い方が変わった部分の気づき、その両方で身体が楽になったのだと思います。
ダンスもピラティスも、ストレッチや伸ばすことはできても、解すことはなかなかできません。ロルフィングは、マッサージのように揉むわけではないのに、なぜか解れる。ちょっと触って、その結果慢性的だったコリが解れました。ピラティスのお客さんでも、この人は毎回ここが凝っているなという人や、この人の身体のクセを変えたいなと思っても、運動では筋肉のクセは変えづらい面があります。ロルフィングには、その答えがあるような気がしています。今後チャンスがあったら、ロルフィングの技術や考え方を学びたいですね。それを、さらにこれからの生活や仕事に使っていければいいなと思っています。
○最後にロルファー吉田の印象は?
私は身体の感覚が鋭敏な方なのですが、それ故に、なかなか他人にはわかってもらえない部分がありました。自分でピラティスや解剖学を学んだこともあって「今は○○筋が縮んでいるんだな」という感じで、筋肉のイメージができています。ただ、これまではそのイメージをうまく受け取ってくれる施術者の方がいませんでしたが、吉田さんはそのあたりを、かなり的確に理解してくれました。また、体や健康の知識も豊富なので、いろいろと教えていただけて毎回楽しいセッションでした。
『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(アルタード・ステーツ 英: Altered states)は、1979年、アメリカのSF映画。ジョン・C・リリー博士による感覚遮断実験での変性意識状態をモデルとした映画です。
人間の身体には、魚類から両生類や爬虫類や鳥類などを経た哺乳類への進化のプロセス、あるいはそれ以前からの進化のプロセスが詰まっているといわれる。天才科学者エドワードは、それを遡って生命の根源を探究したいと考え、アイソレーション・タンクを用いた幻覚の研究を開始する。
というSF映画です。
ロルフィングは、アイダロルフの発明した身体統合レシピを元に進めて行きますので、「意識」というテーマはあまり出てきませんが、例えば僕のするワークだと、イールド(委ねる)系のセッションや、クラニオセイクラル・バイオダイナミズムでは、単なるリラクゼーションではなくて、ある意味無意識への出会い、誘いみたいな意味合いも含まれたセッションです。
体の中の流動性に働きかけたり、意識から少し離れてもらってシータ派の脳波に導いたところでの、出会い、統合を目指します。身体性の中にある無意識と、意識を出会わせる。それを施術者がガイドして行くような感じです。リラクゼーション効果が起こり、人によっては思わぬ自己発見があることも多いです。ただ変性意識状態ですので、意識は半まどろみの中にいて、「寝てた」という風に感じてしまう人も多いのです、笑。でも寝ていたとしても、しっかりと自分にシンクしていく、そんなセッションです。
ロルフィング施術日
1月のフルマラソン後、ひざ痛で10km走れなかったのが、今日の施術後は痛むことなく15km軽快に走れました!ひざも痛くなかった。
一回目でこの効果凄い!(◎_◎;)
ロルフィング施術4日後
日曜日、施術直後ランに明らかな変化が⁉とfbでご紹介しましたが、今日10km走ってみて継続効果に更に驚愕しました。嘘のように膝痛が軽減されているのです‼
これまで膝痛に悩まされ鍼灸、整体、整形外科いろいろ試しましたが、私の身体にはこれが1番合っているようです(^^)
(大会終了後のコメント)
みなさま、メッセージありがとうございます(^-^)
前回から20分タイム縮めることができました。ロルフィングの効果出てますね‼
フローティングタンクサロンセルフロッテさんと、TE2ボディワークスのコラボイベント実施します!
ロルフィングでよくいう、体の声を聞く。というのは、つまりは無意識(爬虫類時代に作られた身体システム)と私たちの意識が身体の動きを通じて出会い直す機会でもありました。思えば我々の祖先は太古の昔、海から陸へと新天地を目指して上陸してきました。ならば、もう一度、海へと戻って自分と出会ってみる。そんな妄想をしていたところ、お客さんからの紹介で出会ったのが「フローティングタンク」です。
フローティングタンクは昨日ブログに書いたあの「アルタードステイツ」のやつです。
実際に自分でフローティングタンクを体験してみると、それは母なる海の時代に感じていた懐かしい安らぎに出会いました。水に抱かれてた体の体感もさることながら、意識の体験ということも大きいと思います。タンクに入ると何かに出会うんだと思います。自分の中にある何かに。
フローティングタンクに入ると足や坐骨のグランディングはありません。水に浮かんで来たら上方向に少しベクトルを感じ、水の中にオリエンテーションを広げていきます。ロルフィングとは真逆、天地反転のグラウンディング、そして水へのオリエンテーションです。体や感覚に対する新しい刺激となります。重力は足だけでなく、体全体で感じることになり、固有感覚(体の中を感じる知覚)は陸上とは少し違う知覚が働きます。そして水の中へ自分自身にイールドしていきます。
今回のコラボセッションでは、タンクによるフローティングの
解放感に、僕のクラニオ、イールド、或いは、グラウンディングの為のワークを加え、新しい意識、体感を感じてもらおうとする実験或いは冒険の機会です。意識×身体×体験×対話。何通りのあなたの物語と出会うことが出来るか楽しみです。
初めてタンクに入られる方、ふわふわしすぎてしまった人、ちゃんと地上にグランディングしてもらいますのでご安心ください。
あえてお薦めの方を書かせて貰うと、新しもの好きの人、まだ見たことのない自分と出会いたい人、立体的な統合感覚に挑戦してみたい人などでしょうか。言ってみれば陸上での統合にもう一つ座標軸を増やすようなそんな体験になるのではないでしょうか。
海から陸へと上がったあなたはどんな第一歩を歩み始めるでしょうか!
イベント日時 11月26日(土)
イベント内容
「タンク体験(60分)+ロルファーTE2スペシャルセッション(45分)」
ボディーワークは今回はスペシャルバージョンで、
1 イールドワーク(無意識への誘導)
2 クラニオセイクラル・バイオダイナミクス
3 ロルフムーブメント(動きのエクササイズ)
4 不調感の残る方にはスキルフルタッチ(筋膜リリース)
◎タンク体験をし、出て来た状態での、希望或いはボディリーディング後ワークに入ります。
◎料金 セット料金 16,480円
◎興味のある方、お申し込みは、セルフロッテにお問い合わせください。http://selflotte.com/sp/
今予約状況見て見たら残りあと2枠でしたー。
興味ある方お早めに。
11月26日(土)
13:00〜
19:00〜
※当日は他のお客様のご迷惑にならない為にも来店時間をお守り下さい。
※その他、今回日程が合わない~別の日程なら・・という方リクエスト下さい。要望次第ではまたの機会を考えております。
追記
ロルフィングで目指しているのは身体の統合です。身体という無意識に出会うということです。新しい身体で出会う世界は、目に映る世界が変わり、感情も変化が出て、環境と調和していくことが自然になっていきます。自然体になっていきます。そんな自然体の人たちが、それぞれ自分の世界で、自己表現していくこと、そして創造的な生き方をしていくことをロルファーTE2はサポートしていきたいと願っています。フローティングサロンオーナー、霧城氏とは未来へ向けたビジョンで意気投合し、今回のコラボ開催することになりました。特別な機会をお楽しみください。
問い合わせ、別の日ならやってみたい!等、
お問い合わせもお気軽に!
10シリーズを受け終えた今、思うのは、各セッションごとに感じた感覚の変化。そして一週間くらいたって『あれ?なにか違う?』とやんわり感じる事などいろいろあります。
一番衝撃的だったのは、第6セッションが終わった後、立ち上がったら、目で見えるもの、世界が違ってた。部屋の広さも窓の大きさも変わってたことかな。施術後に外を歩いたらビルも車も人も違って見えた。立体的っていうのかな、今まで見てたものが鮮やかに3Dで見えだした感じ(笑)。ほんと不思議だった。
一度変わってしまうと、それが普通になり、その前のことは思い出せなくなってしまいますが、とにかく変わったんです。今は今の見え方が普通です。
私の姿勢がだいぶよくなったように思います。自分のカラダの感性があがったので、セッションを受ける前より、自分の体が愛おしくなりました。自分のカラダは一生ものなので、今までより、いたわっていけそうです。
筋膜とは、身体中に張り巡らされている白い薄い繊維状の膜です。
英語のfasciaを筋膜と訳しているため誤解されがちですが、筋肉だけを包む膜だけが筋膜でなく、英語の connective tissue(膜状の結合組織)を含めて、筋膜というものの全体像となります。結合組織の膜と捉えると、人体や間接包、臓器、支帯、脊髄硬膜、大脳鎌、小脳テントなどの組織を含みます。
世の中一般にいう、筋膜リリースというのは、主に筋肉の周りの膜や、一部表層筋膜を緩めることを指します。ロルフィングでは、この結合組織の域での膜の全てを扱ってセッションを進めています。だから楽になる。ほぐれる以外の効果がロルフィングでは出てきます。(参照トップページ。)
どの筋膜体系を意識してどんなセッションをしているかはロルファーにより見解やセッション内容が異なります。私の場合は、体のことは体だけでは成り立ってなく、心理面含めて、体と心両面から捉えてロルフィングを行なっていくというのが私のセッションです。
こんばんは。
7年前にはこんなことを書いていました。
あれから7年、客観視していた僕も気がつけば白髪も増え、マスクの下の髭剃りも忘れガチの髭には明らかに老いの予兆が訪れています。
生老病死。
それは誰しもが受け入れなくてはいけない事実。
人生ではじめて、ではないですが、そういう気配が少し身体に伝わってきています。
老いること。
それは誰も避けることのできない人生の季節。肩の荷を下ろすように、少しずつ過去のことを忘れていくのは自然なことです。しかし、たとえば認知症。いまだに根本的な治療法はなく、突然のことに本人も家族も戸惑います。
私たちは、この難しい病とどうつき合っていけば良いのでしょう?
どうしたら人生の最後の季節を自分らしく生きることが出来るのでしょうか?
彼女たちは仲間と一緒に学ぶことで、大切なものを思い出していきます。
そしてそのことは、ジョンやスタッフ、そして家族をも笑顔に変えました。
この物語に登場する人たちの笑顔が、私たち誰もが抱える不安を希望に変えるヒントになるはずです。
数年前、突然の母の病気で入居先を探していました。たくさん施設を見に行きました。いく先々で、日本の老人の在り方、老人の扱われから、今の現実、を思い知らされました。姉と二人呆然として帰ってきたのを思い出します。
生きるって何だろう、人間って何だろう、幸せって何だろうそんなこと初めて考えた経験だったかもしれません。
そんな頃に見た映画です。
その答えもまだ出てませんが、
あの頃が岐路となって今の自分に繋がってきていると思います。
さて、体は右肩下がりに老いていくもの。
そんな風に思っていませんか?
老いというベクトルを、常識を、信じこんでいますか?
信念はやがて現実を作ります。
変わらない。
そう決めつけていた、あなたの信念を、現実を突き破る
ロルフィングはそんな可能性を秘めたボディワークです。
そんなクライアントをたくさん僕は見てきました。