今日は、ポストセッション第3回目で、主に上半身へのアプローチでした。
最初に、足から腕にかけて、しなやかに流れるような動きをしてみることに。私は、下半身と上半身の連携がギクシャクしていて、1年前にもやりましたが、肩甲骨のあたりが固く、肩で流れが止まってしまう感じでした。が、「腕の根っこは、肩甲骨のあたりから」という意識を持ってロルファーにサポートしてもらいながら何回かやってみると、次第に滑らかな動きに。
体の動きは意識が大切なんだと実感しました。そして足先から手の先まで繋がった動きと言うのが出来た感じがしました。この伸びる感覚は本当に気持ちよいものでした。
次に、胸、肩、背中のワーク。特に、肋骨のあたりがガチガチに固まっていて、甲冑を着ているような感じになっていましたので、ここはいくつかのアプローチを試されてました。次第に呼吸がだんだん深くなってきて、肺にたくさん空気が入ってきて、まるで自分が風船になったような感じで、そしてすごく眠たくなりました。
一通り終わり立って歩いてみると、施術前に歩いた時よりも、自分の空間や世界が目の前に広がっていました。肩や胸がガチガチだと、空気すらも重たく感じますが、この時の空気は、自分にただ寄り添っているだけの、心地よい友達のような存在でした。自分の在り様で、世界の見え方は一変してしまうというのが、ロルフィングのすごいところだなと思いました。
色々な変化や発見があったポストセッションでした。
また次回宜しくお願いします。
トーテムポールとは、元々北西沿岸部に住む先住民の多くが作る彫刻の柱のことで、先祖から代々伝わる神話や伝説、戦、婚姻、葬式など、その家の歴史を氏族と縁の深い人や動物などに表して柱に刻んだ「紋章」と考えられています。それはひとつではなく複数の紋章で表現されており、使用されるようになった経緯は代々口承によって伝えられています。
まず、ほとんどの場合で一番上に彫刻されているのがその一族の象徴となるものです。そして、トーテムポールに刻まれたリングの数が、所有者がこれまでに開いたポトラッチの回数を表し、一番下に刻まれていることが多いのが、ポールの所有者の家系の動物です。
社会学者のレヴィ=ストロースは「野生の思考」の冒頭で「野蛮人」と呼ばれた未開社会の人たちも世界をあらゆる角度から徹底的に研究しているのだと指摘します。世界観。全体性。
今全体性を失いつつある我々は、もう一度全体性に立ち戻る必要があるのではないかと思います。気がつくと考え方とか思考とか頭だけになってしまった。自分の立ち位置がわからなくなってしまった方。
我々が全体性を取り戻す為にも、体の全体性、ニュートラルを取り戻してみませんか?見える世界が変わります。
S・Kさん
プロフィール
代々林業を営む家庭に育ち、大学卒業後に林業の道へ。現在は県有地である水源林の管理などを通じて知識と経験を得て、郷里の山で活かせるように努力している。身体を使う仕事であるため、日々体調を良好に保つ必要があるという。
ロルフィングを受けるきっかけ
3、4年前から最初は左脚の痛み、昨年の夏にタイでマッサージを2度受けた後は右脚に痛みがシフトし、原因不明ゆえにどうすればいいか悩んでいました。そのうち悪化し、疲れているときは歩くのもイヤになるほどになり、いろんな同僚に相談。その際、奨められるのは病院や整骨院、カイロプラクティック。でも母や弟が通ってみて根本的な解決、対処法ではないのを知っていたので、これらは全て私の中では論外でした。痛みの解消だけでなく、体の左右差も矯正できないものか、と思っていた矢先に、それも含めての相談をしてみたところ、同僚の1人が「それ、ロルフィングやればよくなるよ」と言われ、TE2 BODYWORKSを紹介してくれました。ネットでロルフィングなるものを確認、「これだ!」と思い、いつもなら即決できずにうだうだ考え行動に移せない自分が珍しくその日の夜にコンタクトを取り、後日すぐに予約を入れていました。
10シリーズを受けて変化したこと
心身ともに多くの変化がありました。まず体ですが、一番の悩みであった脚の痛みの解消はもちろん、歩くことがとても楽になったことです。数々のセッションを通して脚だけで歩くことで、体の一部に負荷がかかって歩きづらかったことがわかりました。
また体の声に耳を傾けられるようになり、「食」をもう少し大切にすることができるようになりました。15、6年まえから食へのこだわりが一切なくなり、食べることも面倒に思えていました。私にとっては大きな変化です。そして何より脚の痛みがなくなり、再び定期的に運動ができるようになり、これが一番嬉しい変化です。
このような体の変化と一緒に、心(メンタル面)の変化も同時進行していたように思います。生きていることに対して素直に喜びを実感できる毎日に変わりました。
これは周りに波及するものなのでしょうか。教諭という職業柄、生徒とはバリアを自ら作っていましたが、気づくとそのバリアを破って質問や要望を訴える生徒がロルフィングを始めて増え、自然に接している自分もいる、そういう日常生活があります。自分がどう思われているか、よりも自分はどうありたいのか、自分と本気で向き合う機会を与えられた気がします。答えはまだ出ていません。これからゆっくり探求していきたいと思っています。
10シリーズで印象的なセッション
初回のグラウンディングが一番衝撃的でした。10年以上前から気になっていた脚の長さの極端な左右差がその日でほとんどなくなったこと、そして何よりロルファー吉田氏に左半分の空間が視界に入っていないこと、外界に神経を使い、自分自身にベクトルが向いていないことなどをずばり指摘され、びっくり、の連続でした。さらにその日の夜は、脚・足中心のセッションであったにも関わらず、体全体が多くの変化に驚き、興奮して夜になってもお休みモードになってもらえず、全く眠れませんでした。でも体にとっては「喜び」の興奮であったこと、それに寝るのはもともと好きではないので、読みたい本を読みまくって一夜を明かしました。
もう一つ、これは10シリーズから離れ、背骨に特化してセッションをして頂いたときのこと。施術後、起き上がると突然、視界に入る色の鮮やかさや立体感のリアルさを感じ、圧倒されました。ページを開くたびにものが飛び出る絵本を眺めているようで、童心に帰ったような喜びがありました。
ロルフィングについて
全く体験のない一般の方々には想像しづらいものかもしれません。私自身は、体の一部を緩やかに触れてもらうことで不思議な体験ができる、そして自然な(本来の)自分を取り戻せる施術と受け止めています。それしかお伝えできません。体に異変があってよくしたい、という方から、自分へのご褒美に体にいいことをされたい、という方まで、まずは体験していただきたい魔法のセッションです。
ロルファー吉田氏の印象
同僚から奨められた時点で、「え、男性?」でした。触られること自体にかなり抵抗感があり、タイのマッサージ体験も勇気を奮い立たせて、ようやく実現という人間です。関東に存在する別のロルファーを確認している自分がいましたが、とりあえず同僚の口コミ情報に身を委ねてみることに。実際にお会いした瞬間に、あ、大丈夫!と確信が持てました。穏やかな感じでムキムキの男性オーラが出ていないので安心できました。でも要求は明確で、ストレートです。他のロルファーを知りませんが、遅刻はダメ、今の状態はどうですか、セッション直後もどう感じているのか、と言葉にすることを要求され続けました。ロルフィングが米国発祥であることからすると当然の流れだなあ、と思いつつ、苦戦しました。「魔法使い」ではあっても「魔術師」ではないです。常にクライアントが何を感じ、何が必要であるかを模索。クライアントとの寄り添いを第一にセッションを進めるロルファーです。
いろいろな場面で様々な比喩を用いつつ、体に関する解説をしていただけるのが毎回楽しみでした。きちんと言葉で表現する大切さと楽しさを学ばせていただけたロルファーです。女性のクライアントが多いと伺っていますが、実は男性にはもっとコネクトしやすいロルファーかもしれません。
A 全く違うと思います。ロルフィングというのはコンテクストの集大成です。だからどんなツールを使うか、どんなプロセスでワークするかは、ロルファーの資質によって全く違ったものになると思います。また相性というのもあるでしょう。
どのロルファーも統合ということを目指してロルフィング®セッションを行いますが、方法やセッション内容、意図やツールはそれぞれ個性的なものです。また各ロルファーはそれぞれ様々なバックボーンを持っています。例えば理学療法士の方だったり、鍼灸師の方だったり、またアロマテラピストの方だったり、スポーツトレーナーの方だったり、様々な世界からロルファーになられた方がいます。またロルフィング®以外にも、クラニオセイクラル、内臓マニュピレーション、ソマティックイクスピリエンス、その他様々なテクニックをお持ちの方がいらっしゃいます。皆それぞれに、自分の才能と能力を生かしたロルフィングをされていると思います。
よくサイトを見たり、ブログを読んだり、メールをしたり、体験を受けたりして、そのロルファーが何を意図してセッションに臨んているか、どんなロルフィングを目指しているかをご検討ください。よく考えるよりも、無意識に直感で良さそうな人を選んだ方がきっと合ってます。自分にあったロルファーを見つけて素晴らしい体験をしてもらえればと思います。
相性というのを書いたので、私に関してですが、セッションの感想の最後に私についての感想を頂いていますのでご参考まで。
体を使うプロの方へのインタビューや施術の感想を掲載しています。また プロフィールやブログを見て、何か感じて頂ければと思います。
ロルフィングではラインという考え方をします。体にはその人自身の軸(ライン)があると発想です。その人自身の軸です。
それは重力と調和した体のラインで、グラウンディングとオリエンテーションが開いた使いやすい体。軸の通った体ということです。軸というと単純に背骨が思い浮かびますが、背骨を軸としてしまうと背骨からの自由な動きが出て来ません。背骨も含めた筋膜の軸が体にあって、それがニュートラルな姿勢を支えているという考え方です。筋膜が身体中を結びつけていて、体のバランスをとっているのです。
この筋膜の軸がニュートラルであれば、その人の動きとして一番適切な動きが出来、重力と調和した表現力が出てきます。
時に雷に打たれたような衝撃が、頭(考え方)に舞い降ります。21世紀は、一元化の時代、あちらこちらで雷がなっていて、価値観という名の雷がいつ落ちるかわかりません。現実に違和感を感じているとしたら、やはり地球との繋がりを取り戻し、軸の通ったニュートラルな体になっておいた方が無難です。統合してニュートラルになった体と心は、アースされているので本人はまったっく無傷です。時に1000年に一度の変革の時代ですしね、今日も雷があちらこちらで落ちているかもしれませんね、笑。
今までは自分の身体が平面というか、紙みたいな2次元という感じだったんです。でもセッションを受け終わったら、身体に厚みがあるというか……ちゃんと「身体って立体なんだ!」という認識になりました。
ロルファーになる前となった後で変わったことの一つに歩くスピードというのがあります。家族で歩いていて家族と僕で歩くスピードが違ったのです。毎日ジムに通ってたあの頃ですから、エクササイズウオーキングの感じで歩き、妻や娘は気がつくと、息切れるほど付いてくるか、はるか後ろにいて、遅いなーってイライラしていました。
当時独立企業の経営者であったし、頭の中は、仕事や次の企画のことでいっぱい。普段歩いていても半分仕事のことを考えたりしていたのでしょう。自分の中のイメージの家族と僕は自分のペースで歩んでいたのでしょう。
それが、何と今では、家族で歩いていると僕が二人の方が早くて僕が置いていかれる始末。完全に立場逆転してしまいました。
一般的な言葉で言うと、スローライフという言葉があります。スローにならないと見えてこない自分自身ってあるのだとロルファーになってから気づきました。スローにならないと出会わないもの。スローにならないと感じられないこと。スローにならないと味わえないもの。スローになることは決して怠けているわけでも、休息しているわけでもなく、自分に挑戦していないわけでもなく、少しスローになって、出会っているものに気がつく。そんな意味で僕は捉えています。
ロルフィングでも、立位、そして歩きのチェックをします。そこで姿勢や動きを見ていきます。動き続けていたら分からないことに気づき、新しい姿勢や自分の歩き方を見つけて貰います。一度スローな状態になって貰って、自分自身の体を知り、修正可能な部分を修正して、統合した体を体現しています。統合し、ニュートラルな体になると、体は本来のポテンシャルや調整力を発揮してくれるのです。
近年、医学界では健康の考え方にパラダイムシフトが起きているという。病気の原因を探る「疾病生成論」から、健康の原因を探る「健康生成論」へ。そこで人間が「健康」であるとは、どういうことか。本書ではSOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラーや日本軍、ひきこもりなど多彩な例を横軸にして、斬新な「健康論」が展開されていく。
レジリエンスという言葉を紹介したい。埼玉学園大学 小玉正博教授はこう説明している。
「一般的に“心が強い”とイメージするのは、“鋼のような”、“跳ね返す”、“硬い”、“頑丈な”というイメージを持つが、レジリエンスというのは、楽観性のように自分のいる状況に対して前向きに、不安とかそういうものに打ち負けないでしなやかにこなしていく。そういう心の持ちようがレジリエンスだと言う。
自分が出会うものを、自分軸を中心にした在り方に、受け入れる。拒絶する。の2つでなくて、このレリジエンス感覚を持って生きて行く。今の時代に、幸福感を持って生きて行くために必要なスキルの一つだと思う。
さて、ロルフィングは体が統合していくことですが、これは一つの健康で幸福へのベクトルだと思っている。自分の体のミッドラインを感じ、そしてニュートラルを感じれとれることは、日常や生活で出会う様々な情報や行為を自分に必要かどうか、一時的なものか、関係を結ぶものかを受け取り、判断する基準になっていくのだと思う。といっても、ニュートラルは、そんなに真剣にくそまじめにやることでなく、楽観的に、力を抜いて、ゆる感覚のニュートラルを僕としてはお勧めしたいと思います。
私たちはインフルエンザのような症状が出た時やなかなか治まらない痛みを感じる時には医師を訪ねます。それなら、罪悪感や喪失感、孤独感など感情の痛みを感じた時も専門家に会いに行っどうでしょうか?あまりにも多くの人が心理的な健康問題には自力で対処している、とガイ・ウィンチは言います。でも、そんなことしなくていいのです。彼は感情の「衛生」を実践することについて、とても興味深い説明をしてくれます。それは、自分の感情や心を身体と同じくらい大事にするということです。
日本でも、メンタルクリニックはどうしようもなくなってからしか訪ねにくいものです。日本特有の文化、または偏見とかありそうです。もっと一人一人が自分のことを大切にして欲しいと思っています。その為に我々はどうしたらいいのか、」何ができるのか、少し考えさせられました。心のファーストエイド近いうちにこのサイトのサイトコンテンツ化しますね。
米国の人気イラストレーター夫妻が世界中から集めた「幸せの瞬間」が詰まった一冊。いつも気に留めずに通り過ぎてしまう瞬間。たとえば「探してたカギを発見」「すいている電車」「上司が休みの日」…。多くの人が共感できる出来事が、ほのぼのしたイラストとともに並び、どのページからでも楽しめます。人生は小さな幸せの瞬間に気づいてこそ、楽しめるものですね。
平均的に人生が昔より長くなってきました。人生が長くなった分、幸せを感じる能力も広げていったほうがいいですね。まだまだ人生90年時代?の在り方が明確に示されていません。一人一人の生き方が新しい人間の在り方を指し示しているとも言えます。
既存の価値や、在り方に自分を当てはめるのではなくて、現実の中で、自分を喜ばしていく、他人に共感していく姿を全ての人が志向していくのが社会、そして環境との統合と言えます。誰も気がついていないあなただけの幸せが発見されるのを待っています。幸せがサポートしてくれると人生はとても切り開かれていきます。そして幸せについて考えると思わぬ自己発見があると思います。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という言葉があります。この「人生の質」の基準として「幸せ」を考えるのは、人間としてとても自然なことだと思います。そして幸せが一人一人違うことを、共感していけるといいですね。
あなたは、HAPPINESS IS... に続くこと何を思いつきますか?
ロルフィングはオルタナティブ医療に含まれていると思います。代替医療とも呼ばれ「通常医療の代わりに用いられる医療」を指してます。
そのためロルフィングでは特に、医療行為ではないという説明をセッション前にします。実際には、様々な症状を抱えたクライアントがお越しになり、症状や状態が改善していることも事実です。(→参照)全体性を取り戻すに連れ、身体の健康、調整力が復活してくるのでしょうね。
医療的な処置で改善しない症状や痛みなどで長くお悩みの方は、オルタナティブ医療の可能性があることを知っていて欲しいし、医療を助けていくことになるのだと思っています。
毎年2回、大祓式に出ています。大祓は、日本の神道儀式の祓の1つで。祓は浄化の儀式として宮中や神社で日常的に行われるが、特に天下万民の罪穢を祓うという意味で大祓と言います。1年のうち、毎年6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われるものを恒例とします。
うちでは近所の金王八幡宮の大祓に毎年2度出ています。今年も先ほど行ってきました。年々参加者が多くなっているような気もします。
昨年まで外国人神主のウィルチコ・フローリアン氏がいましたが、引越しされたようで、少し寂しくなりmした。記事が出てたのでリンクしておきます。
http://www.nippon.com/ja/people/e00105/
年に一度の自分リセット。そんな機会の大祓。
思えばロルフィングも同じようなものの気もします。
今までの身体のリセット。そんな稀有な体験です。
こんばんは。プロフィールに書いた好きな言葉にコンステレーションというのをあげました。
これは、星座という意味ですが、ユング心理学でも使われ、日本語だと布置という言葉が当てられています。「布を置く」なかなか洒落た言葉です。この布のイメージは、例えば相手の星まで布を引いていき、相手の星を自分の方へ転がす力。みたいなイメージです。
布置とはそういう感じです。この布を置くのは無意識が行なっていますので、言語的な表現としては、こういう解釈になります。
「一つ一つの事柄や状況が、それだけでは何の関係も意味もなしていないようであっても、あるとき、それらが一つのまとまりとして、全体的な意味を示してくる、それに気づくことができるようになる。」という風に解説されています。
無意識が布を置いていき、意識が気がつくのは時系列が進んだ一番最後。シンクロニシティの力みたいなものです。科学的ではないかも知れませんが、我々には本来、この布置の力で動いていた沢山の関係性があったのです。自意識が大きくなり、すっかりと目で見える現状でライフスタイルが築かれていて気がつきにくくなっていますが、自分に深化して行くと、沢山の共時性、布置の力を感じ取れるようになります。時空を超えていますから、過去や未来もない布置の世界が存在します。意識がたどり着けない、右脳を解放した無意識のネットワークとでも言いましょうか。
占星術は、太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占いで古代バビロニアを発祥とするとされています。これも一つの関係性でしょう。
世の中には、そういう体系が色々ありますが、ロルフィングもまた、この意識の気づきを超えたコンステレーションへと導く体系を持ったプログラムだと感じています。
どうしてそういう風になるのか、何度か考えましたが、やはり身体の全体を扱うというホリスティックなアプローチが、そうした全体的な意味合いや在り方への示唆を含んでいる場合が多いのだと思っています。
重力という全てに等しく働く力と調和していくロルフィング。一見すると良くない変化に感じることもありますが、長い目で見ると、本来の動きの方へ戻っているのです。数日前にブログで書いた、「良いオッパイ、悪いオッパイ」のような感じで、自分(顕在意識)にとっての、いい悪いで判断しないでください。重力と調和した身体が導く貴方らしい人生への導きです。
重力の力は小さい力ですが、この星で生きていくならば、あなた全体にとって一番いい状態に体を連れていってくれます。過去生命体はずっと重力と調和して生きてきました。身体感覚を使わなくても生きていける現代生活だからこそ、重力との調和した状態を、再確認する必要があると思うのです。これが生物学的なニュートラルか!と。一度感じて貰いたいのです。
頭(顕在意識)だけになっている現在の知覚が、身体性と無意識の力が自分に調和してくる。そんな風に考えてみてください。ちょっと素敵ではないでしょうか。
最近は、意識だけが考えた世界の未来の方向性は、火星移住という話も出ています。これからの社会は、人間が分かれていきそうですね。地球永住派の皆さん、重力と調和した楽で、生きやすい、身体を全部使った繋がりのある本来の世界にようこそ。
ロルフィングは、ボディワークですので、構造再構築。身体性の可能性を引き出すセッションです。ケースによっては、意識の変容体験、身体からの再構築・自己覚醒体験です。
セッションへの意識やクライアントの持つ知覚にもよります。施術やエクササイズに加えて、この意識や知覚というアプローチが含まれていることが、ロルフィングの特徴でもあり、僕のセッションでは、その部分をフューチャーし、見え隠れするあなたの人生の不思議を、コンステレーションのへの気づきの要素として、再構築していきます。(ある意味、少し運命が加速するような気がしています)。
こうした内容を特にご希望の方は、用意している時間の長い方のゆっくりコース、あるいは、アウェアネスコースをお選びください。知覚が変化してきた時に、記憶が辿っていく点を線にし、線を麺にしながら、少し心理分析や占いのように、あるいは僕がコピーライティングのように、あなたの人生を読み解いてみます。自分に関して、少し深い部分の真実を少し読み解いて欲しいかた向けのちょっと新しい付加価値型のセッションも用意しています。
やはり身体と心は、どこかで連動して動いていくものだと思います。体に眠るあなた自身と出会い、あなたの人生のリソースを増やすための大切な時間を共に過ごしましょう。新しいセラピーの時間です。
10シリーズから1年経て、ポストセッションを受けることにしました。この一年、体は以前より楽にはなりましたが、その一方で、自分のボディは、ロルフィングで得たものを忘れてしまったこともあり、そしてまた別の体の癖のを発見もありました。
最近の話でいうと、以前からのウィークポイントである左脚の調子が悪く、そのせいで中心軸が左に倒れているために、体中のあちこちに違和感を感じていました。また、怠けてしまったボディに、かつてのロルフィングを思い出させ、さらに自由な感覚を呼び戻したく、この日を待ちわびていました。
そんな思いの中、ポストセッションの初日は始まりました。
最初に、左脚の内転筋へのアプローチ。私の内転筋は思いの外、萎縮していたようで、最初は鈍痛がありましたが、圧がかかるたびに、どんどん痛みが軽減していくのには驚きました。「10シリーズを終えているので体はすぐにリリースしてくれますね」とロルファーから言われちょっと嬉しくなりました。内転筋が終わってから、太ももの横側へのアプローチ。右側の太ももが痛かったですが、これも内転筋と同様、みるみるうちに、痛みの元がなくなっていきました。
その他いくつかのワークの後、歩いてみると、左に傾いていた姿勢が、キチンと中心を捉えていました。なんだか嬉しくなり歩いてみると、やっぱり施術前より楽に歩けるようになってました。上半身は来週ということで終わりましたが、帰り道、呼吸が少し深くなっているのに気付きました。下半身だけしかリリースしてないのですが、体の中でどこかで影響され、上半身もリリースできたようです。翌日、忘れかけていた、大腰筋の支えに気付きました。内転筋と一緒になって、ガチ真っ直ぐ生かされてるって、感じです。来週が楽しみです。
今日はポストセッション2回目で、上半身をやるつもりでしたが、前回のセッションで、無感覚になっていた左脚の内転筋が目覚め始めた!、とロルファーに伝えところ、「せっかくだからこの流れで解放していきましょう」ということで、再び脚からのアプローチをやることになりました。
ただ、前回とは少し違って、より軸を感じるためのアプローチ。最初、「足元からお腹に向かって、水が流れてくるようなイメージを持ってください」とイメージを交えたワークから入りました。足元からスタートして大腰筋経由で背骨まで繋げるために。心地よいのか、お腹がキュルキュル鳴り始めました。イメージって、すごいです。
次は、骨盤底のリリース。骨盤底は、自分で意識するのが難しい部分です。途中、左脚の付け根部分の、さらに奥深いところに、固まりがあるのに気付き、そこへのアプローチになって行きました。やればやるほど、その固まりが溶けていき、すごく解放的な気持ちになっていきました。
最後に立って歩いてみると、まるで天井から引っ張られているかのように、姿勢がピンっとして、背も高くなった気がしました。体の軸は、眠りから完璧に目覚めたようです。長い間忘れていましたが、色々なことをセッション中に思い出したのですが、今回のリリース部分は、私にとって痛みや不調の出発点で、やっとここに辿り着いたかあ~という感じでした。ロルフィングは、一皮一皮玉ねぎのように剥きながら、核心にせまるサスペンスドラマみたいです。