こんにちは。
皆さんはダンスの経験はありますか?
セッションでも年に数名ダンサーさんとは出会う人々ですが、ダンス表現される方達の身体感覚は特別で、物理性、身体で言えば構造性、機能性を超えた、エネルギーとか、エモーションとか、場の構築のコンテクストもセッションではよく出てきます。やはり身体性が違うのです。
身体の構造でも、機能でもないものと出会う、、それは人生の醍醐味の一つです。
ダンサーでなくても、ダンス表現は根源的なものですので、全ての人が内在しています。
抑圧的に生きてらっしゃる方ですと、自意識が緩むと、出てくる方もいらしゃいます。
人生のどこかのタイミングで、或いは例えば、お酒が入ると、ダンスモードが出てくる方もいらっしゃいます。(僕もそうかも知れません(笑))一般に、抑圧の強い環境で過ごされている方達のだったのでしょう。自由な身体表現は、全ての人に必要だと思います。抑圧、代償、投影、転移、様々な心理的な拡がりが、その方の身体表現、そして言語表現を生み出していきます。ほとんどの場合、無意識的に表現されていきます。
自己理解は、身体も含めてしていくと、自分自身と出会いやすいですね。殆どの心理的なワーク体系にはボディワークが含まれます。
さてリバイバルシリーズで、ダンスを一つ紹介します。
ロルファートレーニングにも動きの題材として出てくるドイツのバレエダンサー、そしてバレエとコンテンポラリー・ダンスの振付家であるピーナ・バウシュ。それまでの伝統や常識と決別したピナは、ダンスという身体の言葉で語りかけ、舞台とバレエの双方に多大な影響を及ぼしました。
言葉の説明はいらないですね、とりあえずダンスされる方も、されない方も、とりあえず下の映像をみて下さい。
構造でも機能でもないもの、、、見えてきませんか?